一目千本桜でビデオスナップ

宮城県柴田町の一目千本桜に行ってきました。

一目千本桜は、宮城県柴田郡の柴田町と大河原町を流れる白石川の堤防に、8kmにもわたり約1,200本ものソメイヨシノが咲き誇る、宮城県随一のサクラの名所です。

だいたいこの手の「数が多い系の名所」って、千とは名乗ってるが実際には千はないという所が多いのですが、ここは「控えめにキリのいい数を言っての千」ですからすごい。それどころか総延長8kmですから、「一目千本」を名乗っているにもかかわらず一目で全貌を把握するのは不可能。名前より実物の方が凄すぎて看板に偽りありという、まさに圧巻の桜並木です。

並木が植えられたのは大正から昭和初期で、比較的寿命が短い(60年ほど)といわれるソメイヨシノとしては、かなりの老木が多いということになります。実際に枯れてしまったり、枝の重さを支えきれず樹形が崩れてしまった木も多いです。

今回はそんな老木たちが、自分たちが咲かせた花を見て楽しげにつどう人間たちを、好々爺のごとく目を細めて眺めているようなイメージが湧いたので、楽しげなペアを何組かモデルに、最後に老巨木という構成にしてみました。

レンズはいつもの如くオールドで、旧東ドイツ製のPentacon Auto MC 50mm f/1.8を使用しました。オールドといっても70年代のレンズで、マルチコートで発色もコントラストもよく操作性もいいので、動画には使いやすいレンズだと思います。

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