石工・小松寅吉の作品を観てきました

福島県白河市周辺の神社に作品が残る、明治時代の石工・小松寅吉(弘化元年(1844年) – 大正4年(1915年)2月22日)の作品を観てきました。あえて「観て」と書きましたが、いやまさに鑑賞するというにふさわしい立派な彫刻作品でした。

地元宮城県内の狛犬さんはずいぶん巡りましたが、ここまでの「作品」にはお目にかかったことがありません。高度な技術に裏付けられたポーズの自由さ、表情の見事さ、透かし彫りや繊細な体毛の表現と豪快な造形が同居するドラマティックな作風…

百聞は一見に如かず。短い動画にまとめましたのでご覧ください。白河市は狛犬をコンテンツとして観光に役立てようとしていますが、まさに観に行く価値ありです。首都圏からでも日帰りできますので、ぜひその圧倒的な作品群に触れてみてください。

個人的には勝手に師匠と呼ばせてもらってます。定期的にいいアートに触れ、自分がいかにちっぽけか知るのはとても大事なことだと思っています。

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