Vito B 作例

写真

先日購入したフォクトレンダーのVito Bで撮影してみました。フィルムはコダックのプロイメージです。

大崎市 斗瑩稲荷神社
大崎市 斗瑩稲荷神社

このカメラはピント合わせが目測ですので、このような近距離かつ絞りを開けた撮影は苦手なのですが、まあまあよく写っているのではないでしょうか。巻き上げも軽く、ファインダーも見やすく、撮影が楽しいカメラです。

Vitoシリーズの旧モデル、Vito IIについているF3.5のカラースコパーより、柔らかく優しい描写に感じます。あちらは目に刺さるようなシャープさと硬い階調が持ち味のレンズで、それもまたよしなのですが。蛇腹と固定鏡胴という違いも影響しているかもしれません。蛇腹式はいかにも旧式に思えますが、その構造ゆえ内部反射が少なく、存外コントラストの高い描写が得られる傾向があります。

一眼レフ用(デッケルマウント)のカラースコパーX F2.8と比べると、口径やコーティングはよく似ていますがデッケル版は絞り羽が5枚、Vito Bは6枚という違いがあります。

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