Konica Eye

自分への誕生日プレゼントに、自分と同い年のカメラを買いました。

その名はKonica Eye。

実は俺、コニカのヘキサノンの描写が大好きでして。コニカSや一眼のT3も持ってます。

そんな中、この子が行きつけのカメラ屋さんにちょこんと鎮座していたのです。

誕生日を前に自分の生まれ年発売のカメラ、しかもコニカ。こんなの買うしかない。

まあ、安物のEEカメラです。しかもハーフ。まさに俺にふさわしいチープさ。

オートのカメラですが、セレン露出計なので電池はいりません。基本オートのみで、絞りを自分で選択した時はシャッタースピードは1/30固定となります。ま、暗いところでどうしても撮りたい時の非常モードですね。

買う前のチェックでは一応明るさに応じて絞りが変化しているのは確認できたのですが、こういう古いカメラは実際に撮ってどうかは賭けです。

さっそく持ち出して試写ですが、なにせハーフなのでなかなかフィルムが終わらない。心を無にして、ひたすらコンポラに徹してどってことないシーンを撮りまくります。そして現像。

お、まあまあいけるじゃないの。実際はもうちょっとオーバーでしたが、ネガフィルム前提ならむしろいい傾向です。元々そういうセッティングなのかも。

逆光気味でもなかなかいい感じです。

ハーフの上ピント目測なのでなかなかビシッとは来ませんが、まずまずではないでしょうか。

ヘキサノンらしい、涼やかな冷色系の発色のようです。

「非常モード」こと、SS 1/30秒固定で絞りを選べるマニュアルモードです。ここは絞り開け気味なのでちょっと難しいですね。

同クラスのカメラであるオリンパスPenSに比べると発色がいい、さすがヘキサノン。なかなかのお気に入りになりました。

ここまで、全て実際にフィルム上で隣り合っているカットを、そのまま35mmフルサイズでスキャンしたものです。

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