古いカメラで撮る楽しみ

なぜ古いカメラを使うか

狐崎稲荷神社のおきつねさん

機能面では意味なし

今さら古いカメラを使っても、機能面では特に何もメリットはありません。結果を出すという意味で言うと、あらゆる点で最新のカメラの方が優れています。
ではなんで古いカメラを使うかというと、単に古い方が波長が合うような気がするから。そもそも私が古い人間ですし。
車、バイク、オーディオ、釣り…およそ古くからある道具を使うホビーには、あえてクラシックな道具を選ぶ人たちが一定数いるものです。
要は、ロマンとかこだわりとかいう例の曖昧で意味わかんないやつ。あれです。しかしこのこだわりは趣味においては大事なこと。


オールドカメラの魅力とは

まず「あんまりキレイには撮れず、欠点が多いこと」これですね。
それのどこがいいんだという方もいるでしょう。はい、普通はよくないです。結果を出すためならば。
ただ、最近のデジカメはもう人間の肉眼より良く撮れちゃうんですよ。
それは私の目の性能がよくないだけで、デジカメの方が真実に近いのかも知れないですが、私はなんというか、もっと曖昧である意味スキがあった方がいいんですよ。これはもうまったくの好みの問題で、ベルベットと麻の肌触りのどっちが好きかみたいな話だと思います。そして好きに選んだ結果、いまだに一定数のオールドカメラファンがいるということ、これは事実です。


オールドカメラに求めるもの

これはもう、人間が自分の身体能力と判断力で手作りするものへの回帰というか、こだわりですね。
最新のデジカメは人間の能力を強力にバックアップしてくれますが、おかげで人間の目では細部までは見えないほどの暗所が手持ちでブレずに鮮やかに撮れたり、なんなら地上の灯りと天の川両方が同一画面に適正露出で撮れたりします。
スマホに至っては、ネット常時接続を活かして、その光学系では撮れるはずのないバブルボケをAIでリアルタイムに生成してくれちゃったりします。
ドローンもその一種。これまではフィクションの3DCGでなければあり得ない視点からの写真がローコスト最小リスクで撮れる。でも撮影者は自分の目でその映像を直視しているわけじゃない。
私はその日その時その場で、自分が肉眼で見ていたものの記録として写真を撮りたいのであって、自分の目で直視することが叶わないものをカメラで撮る気はないんです。その用途にはフィルムカメラが合っているなと自分で判断した、ということなんです。

コメントを残す

CAPTCHA